浦安 境川水辺空間
2002 | 土木学会 デザイン賞 優秀賞/浦安·堺川 |
千葉県浦安市の境川における、水辺再生のための修景デザインと周辺市街地の環境整備に対する提案。ふるさとの水辺をコミュニティ空間として再生する試み。継起的に水辺に張り出す「河岸テラス」が、水辺に豊かな表情を与える。テラスは川を挟んで対岸から常に向かい合い、地域にコミュニケーションを誘う契機となる。河道幅員約20 m×延長730 m。
篠原修監修、照明・防護柵は南雲勝志とのコラボレーション
途中に架かる「しおかぜ歩道橋」は、鋼製フィーレンディール+ 木デッキ床版による水上の眺望施設。架設的造形によって、床下に水道管を抱き込みながらそれを見せる。インフラストラクチュアとしての機能表現をデザイン的に追求した。
2002 年2 月竣工