越前 勝山まちづくり

福井県の旧城下町・勝山市の旧市街地のまちづくりとして、街路及び広場など、オープンスペースのトータルデザイン。地域の歴史・文化・風土性を前提としつつ、現代の暮らしの対応した新しいまちづくりの方法論を展開。
また、明治37 年（1904）～平成10 年（1998）まで操業していた機業場が勝山市指定文化財でかつ国の近代化遺産として保存され、はたや記念館「ゆめおーれ勝山」として再生された。その周辺広場を、建築配置計画から構想し、せせらぎの流れる多目的オープンスペースとして総合的にデザイン。この広場は、地域の歴史・文化・風土性を読み込みながら新たな社会基盤として再生してきた勝山中心市街地活性化プロジェクトの中核となる。

監修・篠原修。ストリートファニチュア･デザインは南雲勝志。

大清水(おおしょうず)源泉部及び大清水広場2005 年9 月竣工

市民交流広場(ゆめおーれ広場)2009 年7 月竣工