姫路駅前広場及び大手前通り
2015 | グッドデザイン特別賞/地域づくりデザイン賞 「駅前広場と道路 姫路駅北駅前広場および大手前通り」 |
2017 | まちなか広場 大賞/姫路駅北にぎわい交流広場 |
世界遺産・姫路城をアイストップとする大手前通り及び駅前広場の基本・実施設計。交通広場を駅前広場の正面から外し、駅前広場は地下街に連動するサンクンガーデン(キャッスルガーデン)を擁して、地上部の広場と一体でデザイン。サンクンガーデンには小豆島産の御影石を多用し、カスケードとせせらぎが流れ、姫路市産杉材を用いたボードデッキのテラスを中心とする素材感豊かで開放的な空間構成となっている。
駅舎前には鋼製の眺望ゲート(キャッスルビュー)が設けられ、姫路城を視覚的に生け捕りにする。そのゲート側面から伸びるペデストリアン・デッキは、ストラット構造を用いた軽快な異形断面で、木製ルーバー付きのシェルターが快適性を確保する。
デザイン総指揮・小林正美/明治大学、ストリートファニチュア・南雲勝志、設計協力・渡邉篤志。
2011 年度は日建設計シビルと協働(設計監修)
2015 年度より大手前通りの延長部として、姫路城までの区間についてデザイン検討が継続。実施設計は日建設計シビルで、デザイン監修者として南雲勝志と協働でサポート。